15日鎌ヶ谷総合病院
http://www.kamagaya-hp.jp/
湯浅龍彦ドクターの神経難病治験の担当日でした。鎌ヶ谷総合病院は今や地域の中核病院に位置付けられ、評判も上々です。7階は全フロアー湯浅先生の部屋になっています。
市野担当の第一回目から予想外のハプニングがーーーー。残念なことに担当患者さんが予約日を間違われたようで、この日は御対面できませんでした。というわけで、私の9回にわたるパーキンソン病の鍼灸治療は6月に延期です。
この日は湯浅先生の患者さんとのカンファレンスを見学させていただきました。病院のイメージと言えば3時間待たされて3分診療があたりまえーーーーですよね。ところがところが、湯浅先生の予約診療は一患者さん30分以上はじっくりと向かい合って病気に対する助言をしておられます。先生は鍼灸や漢方の東洋医学に大いなる希望を持っておられ、難病と向き合うには、西洋医学だけではだめ。体のファンダメンタルな部分をボトムアップさせる東洋医学の作用も大切ですとわかりやすく患者さんに話されていました。
先生のような方が、鍼灸の有用性について、評価して下さると私たち鍼灸師も神経難病に対する前向きな取り組みがしやすくなります。
当院にもパーキンソン患者さんが多数来院されています。長野県佐久市にある水嶋クリニックの水嶋院長との御縁で、先生からのご紹介でパーキンソン病に対する鍼灸治療に御縁をいただき感謝しています。
パーキンソン病に限らず、進行性の病変はある程度鍼灸治療や理学療法で症状コントロールが可能です。こんな症状は鍼灸治療が有効かどうかお悩みがある方は、一度メールもしくはお電話でお気軽にお尋ねください。
次回は、水嶋先生や、新潟大学の阿保先生が推奨している自律免疫療法についてコメントします。